ブルーグラスハイドーサル

ブルーグラスハイドーサルについて

今回はブルーグラスハイドーサルについてです。
ブルーグラスはボディの背中側、お腹側のライン状のシルバーホワイトが個人的には好きです。
ヘテロモルファ班は濃い個体もいれば薄い個体もいて、メスを追いかけているときは濃くなったりもします。

尾鰭の色彩も薄めの青もいれば、濃い目の青、透け具合によっても雰囲気が変わります。
その中でもハイドーサルは爽やかな色彩のブルーになり細かなグラスが特徴です。

私がコンテストに出していた系統も国産ブルーグラスにハイドーサルを掛けています。
国産ブルーグラスの原型は関東から来ていますが、その原型にハイドーサルが持っていた欲しい遺伝子を組み込み、細かいグラス模様を遺伝させた上で黄色を抜き、体格を国産にし、ハイドーサルを抜いてデルタにすれば最強じゃない?という発想の元作り出しています。

当然ながらハイドーサルを抜いてしまったので当時のようなグッピーがいなくなってしまいました。
その時は機にもとめていませんでしたが、気づいたときにはあの表現は必要だと思うようになり…探しているとたまたま見つけることが出来ました。
維持して下さったのは本当に感謝ですね。

そこから改良しました。
今回はコンテストではなく純粋にブルーグラスハイドーサルの美しさを伝えるためです。


 

 

現在はこんな状態です。
背鰭をもっと立ち上げたかったのですが、私の系統の遺伝子が抑制しているように感じます。
今後は背鰭を重視してもっと立ち上げたうえで美しさを惹きだせたらと思っています。

2023年07月06日